
たかちよ・59Takachiyo
高千代酒造
新潟県南魚沼市
ひらがなで書かれたラベルを持つお酒達には明確かつ力強いコンセプトがあります。
一言「フルーツ」。
お酒ごとにグレープフルーツやりんご、桃やパインなどを先にイメージしてからの造りを行なっています。
<純米酒である>とか<酒米の品種が>とかの情報は全て無し。法律で決まっているアルコール度数など以外の数値も全て無し。
その代わり、ラベルの色でそのお酒の果実味を表現。
また全てのお酒が、丁寧な扁平精米です。
扁平精米については福島の大七さんのWebページに詳しすぎるほど書いてありますので、そちらを参照ください。
そして、
高千代さんのローマ字バージョン。
平仮名でのたかちよは味わいから造りを考えいるシリーズ。
平仮名から遅れて始まったローマ字Takachiyoは、俗っぽく言えば米違いシリーズ。
基本的な造りのスタイルは変えずに、お米のみ変えてのお酒達。
いづれにせよ、軟派っぽく見えて、実は強烈なコンセプトを持っている高千代さんです。