
代表銘柄:いも麹芋
国分酒造
鹿児島県霧島市
いまや、多くの焼酎蔵にて造られる「芋麹」
平成9年。米麹を使わずに、芋を麹化し、芋のみでの蒸留に成功。
そのパイオニアにして、技術を解放した国分酒造さん。
「技術の国分」と言われる所以です。
その後も蔵元の笹山さんと杜氏の安田さんが知恵と工夫を凝らし、次から次へと新たなコンセプトの焼酎を世に送り出し、さらには焼酎ブーム後に行くあてが無くなった芋や米を引き受け、それらを用いた焼酎を造るなど、人情厚い側面も。
近年ではモノテルペンアルコールを多く生む「安田」や「フラミンゴオレンジ」といった、まるっきり新しい焼酎を世に問うています。
また、平成29年には、「いも麹芋」でのこの芋麹および「大正の一滴」で再現した老麹の技術により現代の名工を受賞しています。